2023.7 きんぎょをかこう

 

"みる&つくる"の特別ワークショップを実施。2023年7月26日(水)、20名のこどもたちが、札幌まちなかにオープンした都市型水族館『AOAO SAPPORO』でいろんな色や形をもつ生き物のいろんな見方を楽しみ、いきいきとした、とても大きな金魚のアートワークを作りました。

①AOAOにいこう

『AOAO SAPPORO』に
みんなで見学に行きました。
美しい、魅力的な生き物たち!

館長の山内さんは、
小さなこどもたちにもまっすぐ
AOAOの特徴である設備のことや
どんなことを思って作った
場所なのかを教えてくれました。

こどもたち同士で
いろんな生き物を見ていると
一緒に発見したり、
あれやこれやと
話をするのがとても楽しそう。

見学のラストには、
AOAOみなさんから
こどもたちへの”お題”が出た!
「見つけた!」「私にも描かせて」
生き物さがしやスケッチに大忙し。
とても充実した時間でした。

②きんぎょをかこう

見学のあと、しっかりお昼も食べて
TORNADOにみんな再集合。
おやおや、本物の金魚も集まってきた!?

AOAO館長の山内さんが
金魚のお話をしてくれました。
今ではいろんな色・形の金魚がいるけど、
なんと約2千年前、中国で生まれた
1匹の変異フナからはじまったそう。
そこからずっと
国も超え、時代も超えて
ずっと人の手によって守られてきたという
エピソードには驚きです。

金魚たちは上から見た時
形のちがいがよく分かるとのこと!
ガラスなどの素材がまだない時代には
みんな上から金魚を眺めて
楽しんでいたんだって。
どれどれ…なるほど…

よし、つくろう!と
一気に金魚制作がスタート。
下描きからはじまり、
厚手素材をカットする機械を使ったり
絵の具でそっくりな色を作ったり、
ハケやローラーでペイントしたり。
分業して、チーム制作!

「ここはどうなってた?」
「ぼく見てくる!」と
たびたび金魚たちを観察しながら、
からだの形、ヒレや目元の色合いなど
本物らしさにこだわっていました。

4歳から11歳までの幅広い年齢のこどもたちが
一緒になって制作したら、
それぞれが持っている
パワーや技術が組み合わさって
素晴らしいアートワークができました。

なんとも愛嬌ある金魚たち。
この5匹たちは、
札幌のまちなかで行われたイベント
『ロードアートきんぎょ(▶︎LINK)』で
大活躍!およぐ姿をぜひ見てみてね。


館内見学&教室制作、ご協力いただいたAOAO SAPPOROのみなさん、ありがとうございます!

実施:2023年7月26日(水)
主催:アートスクール・トルネード
協力:AOAO SAPPORO(▶︎LINK