
小学生のみんなは、自分のお財布、持ってる?スタッフが最近使ってるのはこちら…じゃじゃん「派手だねー!」ふふふ。実はこれ、秘密があります。何でできてるでしょう?「革かな?」「ナイロン?」なんて声に紛れて「…もしかして、ガムテープ?!」

大当たり!ガムテで作った財布です。ちゃんと使えます。ガムテはいろんな色があって、耐久性がある防水素材。梱包以外にもいろんな可能性を秘めた素材だということを体験していこう。大量のガムテの登場に「すっごー!」「お店みたい」でも最近は原料不足の関係で、お店でたくさん買うことができなくなっています。大事に使おう。

長財布って、ちょっと大人っぽい形のせいか、こどもたちの目がキラキラ。ガムテープは強いので、ていねいに作れば、実用的な1点モノができますよ。中の構造を紹介すると、工作好きのこどもたちは、早くも作りたくてウズウズです。

芯材にするのは、ごく薄い紙。表面に自分の好きな色のガムテープを貼って、作っていきます。スタートからていねいな作り込みをしている子が多数。ピッタリに作りたいときは、仮留めをしながら進めてみよう。これはガムテープの扱い方のコツを体験するための制作でもあります。

でもあちこちから「うわ、ずれた!」「変なとこにくっついた!」なんて声が。「ほんのちょっとのシワなら、ゴシゴシこすれば消えた」「定規で押さえるときれいに貼れる!」それぞれ手を動かしながら、ガムテの性質を体験していきました。

ガムテを数本並べて貼り、表面の紙が見えなくなったら、端を一気にカットしていきます。ここではカッターが便利です。切りたいところに定規をぴったり合わせて、きれいに切れるかな?ガムテがあると定規がずれにくいので、直線切りの良い練習になりました。

片面にガムテープを張り込んで端をカットしたら、今度は裏面にも。好みの色の組み合わせを選んで、両面に貼っていくと、かなり分厚く丈夫な生地のようになりました。「模様もつけられるかな?」「サイズも変えられるよね?」こどもたちからいろんなアイデアも湧いてきました。

一番大きな本体部分は、実はこれでもうほぼ完成です。まだ全然お財布っぽく見えないので「え?もう?」「ぺったんこだよ」「これが本当に財布になるの?」なんて声も。ここからお札を入れるための仕切りや、中身の量に応じて財布が膨らむようなマチの部分を作っていきます。

マチって知ってる?と聞くと「知ってる知ってる」「住むところでしょ」いや、そっちのマチではなくて!バッグやお財布の、中身を入れた時に膨らむ部分のことです。実はこのマチも、単体のパーツはカードのようにただの平らな形。この時点ではまだいまいちイメージが浮かばない子が多かった様子ですが…

先に作った外側のパーツに、折りたたんだマチを貼り付けると、あっという間に財布の形に。「おおーっ‼︎」「なるほど!」「これはいい」急に立体感が出て、さっきまでのペラペラの感じがなくなりましたね。構造がわかると、みんな「やってみる!」

ガムテープはいろいろ工夫しやすい素材なので、こどもたちがそれぞれ独自のアレンジ意欲を燃やしはじめました。自分の好みで、自由自在に作りやすい!たまに「どうやるんだっけ?」「こうじゃない?」などこども同士で相談しながらも、ぐいぐい制作が進んでいきました。

あちこちから「できました!」「見てこれ!」の声。いろんな財布が登場していました。ミリ単位で正確に作り、きっちりと仕上げた子。好きな柄や模様をつけた子。キャラクター化する子…短時間の制作で、すごいぞ!

こちらはA4サイズの紙を自分でカットしてサイズを変更し、長財布より少し小さめに作ったお財布です。さらに、その余った部分で「ミニケース」まで作ってる!かわいいな。

財布を完成させた後に「カード入れも作りたい!」と自ら機能を追加する子もいました。薄いカードを差し込むポケットは、こどもたちもイメージがつきやすく作りやすかったようです。できたらもちろん「カードも作っていい?」と、こっちもガムテ製!

財布づくりで、素材の扱いのコツを経験したみんな。ここから後半の制作は、ガムテの可能性をさらに広げるため、ぐっと自由度の高い「ガムテープ彫刻」に挑戦です。スタッフが試作してみた作品に、またこどもたちが「おおお!」と大興奮。「猫がいるなら犬もいけるかも!?」「できそう!」「絶対つくる!」

彫刻制作でも芯には紙を使います。でも今度は、柔らかくて形が作りやすい再生紙を、クシャクシャと丸めたり、ひねったりしながら芯の形を作ります。作りたいものが決まっている子たちは、イメージをどんどん形にしていきました。その速さはかつてないスピード!すごい勢いでした。

一方で「どんな形を作ろうかなあ?」「これ、へびっぽい!」などと、手を動かしながら作るものを決める子たちも。形が見えてくるまで、それぞれが思考錯誤をしています。つぶしてみたり、丸めてみたり。なんだか粘土みたいな自在さです。

進めていくうちに、どうやらちょっとコツがいることがわかってきました。紙は、丸めただけだと手を離したとたんに形が崩れてしまいますが、ぎゅっと締めたり、テープで仮留めしたりでひと工夫。また四足歩行の動物をテーマに制作した子たちは「一つずつパーツで作ればいいんだ」「あとで合体作戦だ!」

作りながら考えて、修正して、付け足して…形がまとまってくると「あ…できそう!」と制作がヒートアップ。紙やテープは、こどもたちが感覚的に立体を作りやすい様子です。表面に使いたい色のガムテープも貼り足して、仕上げをしていきました。

オムライスのお皿や薄焼き卵はシート状で、中のごはんはかたまりで。さらにスプーンやトマトなどのかたちを、それぞれ自由な形で作っています。ケチャップも描けちゃうし、いろんなものに変身できるガムテープ、すごいかも?!

ガムテのバリエーションは全部で8色。はっきりした色が多いのが特徴です。こどもたちは色の少なさではそれほど困らず、むしろ「ある色の中で作れるものってなんだろう?」と、楽しみながら考えていました。おにぎりも人気のモチーフでした。こちらは竹皮シート付き、おいしそう!

小さな動物が好きな子たちは、器用にミニサイズの作品を作り込んでいました。子猫に、リスに、ひよこなどの小鳥たち。ガムテは適度な柔らかさがあり、粘着強度も高いため、どんなに小さなパーツでも貼りやすいようです。

一方でいちばん大きな作品は、この青い恐竜でした。「でっか!」しっぽから頭までメジャーで測ってみると「全長132cmだったよ。弟と同じ身長だ!」本人曰く、23分で作り上げたそうです。こんなダイナミックな制作もできるなんて!

終盤になっても「もっとやりたい」「ちぎった手がジンジンする」なんて声もありましたが、楽しすぎて顔を真っ赤にして手を動かすジュニアたち。初めは少し扱いにくさを感じる面もあったガムテープでしたが、ふたつの制作を通して、すっかり身近な素材に変化していった様子です。

みんなはいつもどんなバッグを使ってるかな?トートバッグ派、ショルダーバッグ派などの声もありましたが、やはり多いのは「リュック!」というこどもたち。おそらくそれぞれに使いやすさや見た目など、こだわりがあるでしょう。ということでこの回からは、ガムテープでリュック作りに挑戦です。

リュックを作ると聞いて、ざわめくこどもたち。「デザインって、どうやって?」「どんなのがいいかなあ?」そこで、まずはスタッフの使ってる愛用リュックの数々をご紹介。「とにかく軽い」「Macがピッタリ入る」「柔らかくて疲れない」「雨にも強い」「ポケットがたくさん」など、見た目だけではなく、それぞれに決め手となる理由があります。

日々使っている中で、実はちょっと残念な点もいくつかあるようです。「大きくて便利なんだけどね、入れすぎるとすぐ壊れる」「すごく頑丈だけど、バッグ自体が重たい」など、もっとこうしたいなぁと感じる部分がちらほらあるようです。既製品だと、自分の理想に100%合うものにはなかなか出会えないものです。

「なるほどねえ」「リュックの横にもポケットがあればもっと便利だな」などと、こどもたちにも自分のリュックに改善したいところがあるようです。こちらの子は、いつも肩ベルトが滑り落ちていたので、お母さんが胸ベルトをつけてくれたそうです。すてきな手仕事!そんなこともぜひ考えながら、理想のリュックを考えてみよう。

「せっかく作るなら、使いやすいものを作りたい」と、さっそく想像が膨らんでいきました。「趣味のものを入れたい」「来月修学旅行があるから、持っていきたい!」という用途がはっきりある子もいれば、「キーホルダーをつける穴だけは絶対に必要」など、特別なこだわりがある子など。

「自分が大好きなものをデザインにいかしたい」という子もいました。前回作った立体彫刻と、リュックを組み合わせる?! 可能性がぐんと広がりそうな予感が。彫刻の形をうまくいかしつつ、リュックの機能と合体させられたら、すごく個性的な作品が生まれそう。

「いつも持ち歩いているリュックは大きすぎる」とのことで、「作りたいのはコンパクトなリュック!」というこちらの子。中に入れたいものは、ぬいぐるみ・スマホ・水筒・お財布ですって。自分の持ち物に合わせたサイズで作れる!

前回の立体彫刻で登場していたオリジナルキャラクター「ペットボトルの麦茶くん」が、今度はリュックに?! フタの構造はどうなるのでしょうか。こどもたちの自由さにワクワクしますね。出来上がりが楽しみです。

それぞれ、作ってみたいリュックの形がぼんやりと見えてきたところで、リュック本体のベースを組み立ててみることに。最低限のパーツなので、ここまで作っておけば、あとは各自の好みに合わせて自在にアレンジしていくことができます。「実際使いたい!」という子が多かったので、ここはていねいに作っていこう。

前回の長財布や立体彫刻と同じで、紙をベースに組み立てます。リュック本体は箱の構造と似ています。「正面・背面・側面・底面」、それぞれの面が組み合わされる形です。各面に使う画用紙を、カッターで切り抜きます。

カットした各パーツに、好きな色のガムテープを貼っていきます。これは表側になる面。常に自分で作りたいリュックの姿を想像しながら制作していこう。もしも「これはどこのパーツなんだ!?」「表と裏って!?」と混乱したら、本物のリュックを見ながら確認すると、わかりやすい。

テーブルの上に、それぞれのパーツが増えていきます。他の人のものと混ざったり、自分のパーツをなくしたりしないように要注意。すごく変わった形のリュックにしたい子は、この時点で大きく伸ばしたり、円形パーツに加工したりと、少しずつ各自のデザインを反映させた制作になっていきました。

平面のパーツから立体に起こしていく場面は、この回の制作のひとつの山場でした。お財布の時はぺったんこに畳んでつなげることができましたが、今回は中を空洞のまま繋ぎ合わせる必要があります。サイズも大きくなったため、前回までとはコツがちがいます。仮留めしながら、焦らず進めよう。

中には自分の理想のマチの厚みに変更したり、全体を大きく変形させたいという子も。測ったり、計算したり、現物合わせをしながら、各自で試行錯誤していました。ガムテープなので、はさみやカッターで切ることができますし、もしも失敗したとしても上から貼り直したり、剥がしてやり直せるという強みがある制作です。トライ&エラーを繰り返しながら進めることができました。

基本は直線ベースの構造でしたが、中には丸みのある形を作る必要があるという子も。さあ、どうする?! ガムテープを貼り終えたベースのシートに切れ込みを入れて、重ね合わせながら貼ってみると…球体的な形も可能に!理想の形に近づくように工夫しています。

この曲面づくりに挑戦する子は他にもちらほらいて、あえて挑戦しようという子たちは「お母さんの思い出の柴犬の形」「メロン」「カメの甲羅」など、それぞれの思い入れがたっぷりある様子。「すごい、できた!」とうれしそう。

こちらは、たまごがパカっと開き、中にあるものが見えるデザインにしたいそう。発想がおもしろい!あえて見せたいものを中に入れて、楽しく使えそうですね。

このように自分で形を自由に変形させていくと、はじめに作ったベースの形と合わなくなるところが出てきます。自分のデザインした形に合うように、それぞれ切ったり貼ったり、どんどん工夫しながら取り組んでいました。

形の前に、リュックの顔ともいえる、全面のデザインにこだわる子も。「あとでつけられるじゃん!」 と言われても、大好きなチワワを作りたい!とのことで、表面のパーツにガムテープでかわいい顔を作り込んでいました。お気に入りのリュックになることまちがいなし。

こちらは、特大サイズのランドセル?! カブセ蓋の部分もすっごく長いような... みんな、本当に発想がおもしろすぎる!同じリュックというテーマの中に、ひとりひとりの好みや思考が反映されています。こどもたちの手応えも大きい様子で、「すごい、本当にできてきた!」「今まででいちばん楽しい!」なんて声も。

こだわりポイントがそれぞれ違うため、この回の進み具合はバラバラでしたが、それぞれが自分の制作に熱く燃えていました。次回、完成を目指そう!

前回の続きということで、こどもたちがやる気満々。今回で完成を目指そう!誰が、どんな風に使うのかを考えながら、ちゃんと「使えるリュック」に仕上げたいという子が大多数。「間に合うかな」「やりたいことがいっぱい!」「まだ立体になってない…」そんな期待や不安がいっぱいで、組み立て方のコツを聞くのも前のめり。

リュックの背負いやすさに関わる重要なパーツが肩ひもです。ふだん使っているリュックは、素材や幅がちがっても、共通している点がたくさん。肩ひもの構造がどうなっているのかを詳しく見てみると、リュックの成り立ちがよくわかりました。

細かなパーツは、市販のリュックに使われているものを用意。「本物のパーツだ!」「色も選べるの!?」丈夫なナイロン製のベルトや、それを通して肩ひもの長さを調整するための「スライダー」の登場に、みんなが大喜びの声をあげました。どの色にしようか迷っちゃう!

とは言っても、これらのパーツを使うのはほんの一部。肩にあたるベルト部分は、自分で作ります。硬すぎたり、薄すぎたりしない方がいいですね。厚くてやわらかくなるように、クッション材を包んで肩ひものベースを作っていきます。

芯材を自分のリュックの色に合わせたガムテープでカバーしていく作業では、こどもたちから「もう結構慣れたよ!」「上手じゃない?」などと自信を感じる声がたくさん。だんだん組み上がってきたら「ああ!確かに!」「なるほど」リュックの構造が見えてきて、作ってみるとおもしろさを感じる部分でした。

体の大きさ、特に肩の位置や骨格は、それぞれ少しずつちがいます。しっくりくる取り付け位置を自分で確かめながら、本体に繋げていきました。ガムテだから、何度もつけたり外したりしながら試すことができます。ベルトをつけた途端、見た目がもうすっかり、リュックになってる!

リュックに中身を入れても、その重みに負けないじょうぶなリュックを目指して、あれこれ工夫するこどもたち。「ちゃんと背負って帰りたい!」力がかかる部分を考えて、いろんな方向からガムテを貼り重ねたり、切り込みを入れてひもを通したり。時には部分的にホチキスで補強する子もいました。

肩ひもの制作と取り付けが終わった後は、みんなそれぞれ自分のオリジナリティを発揮。「丸い形にするぞ」「ポケットを2つ作る!」「フタも必要だ」「装飾にこだわりたい」など本当にさまざまなこだわりを持って取り組んでいました。

最後の仕上げの段階で、新しく明るい色合いのガムテープも登場。「えー!」「そんな色あるの?」これはガムの質が普通の布ガムテープより少し弱いため、主にデコレーション向けに使うと良さそうです。「ちょうどいい!」「ここに使える!」ちょっと透け感があるのも魅力的。

ファスナー、ハトメ、ボタン、マグネットなど、リュックの開閉部分を作る時に使えそうなパーツも登場!「うわあ!」「絶対使いたい!」「キーホルダーも作れそう」工作意欲にさらに勢いが増していました。

使いやすさ満点のファスナー。リュックに縫い付けるかわりにホチキスでパチンパチンと留めていきました。長さや幅を合わせながらまっすぐとりつけるのが難しい様子でしたが、完成するとものすごい達成感。口が大きく開くデザインは、荷物の出し入れもスムーズそう!

こちらの子は「肩ひもはできるだけ細く、目立たなくしたい」とのこと。その理由を聞いてみると…なんと背負った姿そのものがお寿司!という型破りなデザインを考案していました。リュックが寿司ネタで、それを背負う人はシャリになる。卵のお寿司だったので、腰に巻く海苔の黒ベルトは、できるだけ太くして目立たせたい。

ハトメやリングを組み合わせて、じょうぶなオリジナルのキーホルダーを作るのも人気でした。実際、こどもたちが普段使っているリュックにも、いろんなキーホルダーがついているのをよく見かけます。きっと自分の好きなものを付け足すことで、持ち主を特定する目印にする他、それぞれの愛着も増すマストアイテムなんですね。

もうひとつ、こどもたちのリュックデザインで特徴的だったのはいろんな「窓」をつけること。一部分を透明素材にして、外から中身が見える形にしたり、この作品のように穴を開けて、好きなアイテムがひょっこり飛び出すデザインも。ガムテだから、窓にもいろんな工夫がしやすかった様子です。

こちらの子は「冬はスキー!」とのことで、スキー板を収納するバンドがあるリュックを考案。しかも「HOKKAIDO」と大胆なアピールぶり!スキー板まで作っちゃった。楽しく作っているのがすごく伝わります。

いろんなこだわりが満載な、世界でひとつだけのリュックが完成!うれしさ爆発のこどもたち。「さっそく入れてみよう♪」「今日の持ち物、全部入るかも!」とルンルンな様子で、この日持ってきた荷物を詰め替え。

さらに作品を身につけて、背負い心地を確認。「ぴったりじゃん!」「走っても全然平気そう」お迎えに来た保護者のみなさんからも太鼓判です。制作の工程がたくさんあり、作る手応えも大きな作品でしたので、できた時の達成感はひとしお。

え、そっちのリュック背負って帰るの?「もちろん!」と、教室に来た時とちがうリュックを背負って「さようなら〜」満足そうに教室を後にしました。「来月はこのリュックでトルネードに来るかも!」