
秋の行楽シーズン。「みんなの好きなお弁当は何ですか?」という質問からスタート。トルネードのスタッフたちの大好きなお弁当も紹介しました。食べられない粘土や紙でできたお弁当だけど、色や形は本物そっくり。「うわあ」「おいしそーう!」

実物大のサイズで、それぞれの大好きな味が詰まったお弁当づくりをしていきます。空のお弁当箱をもらったら、みんなすぐに制作開始。「絶対からあげ!」「おにぎりから作ろう」空っぽの空間に、作りたいものが次々浮かぶようです。

みんなに質問タイム。「ごはん派?パン派?」どちらも半々くらいでした。こちらは、おむすびに鮭の色の粘土をまぶしておむすびに。他にも、紙の海苔を巻いたり、チャーハンにしてみたり。ごはんのバリエーションは実に豊富です。

「ぼくはパン派」という子は、ふかふかのサンドイッチパンを使って制作。中に挟まれていたのは「トマトとお肉」「レタスとたまご」など、いろんな味が登場。でも実は、「苺ジャム」が一番人気でした!へえ〜!

さすがジュニアのこどもたち。それぞれ頭の中で「どう作るか」を考えながら、テキパキと作っていました。色ツヤへのこだわりや、リアルに見せる工夫も自然とたくさん盛り込まれていて、しきりに感心。

こちらの子は、途中までおかずが盛りだくさんで、ごはんはシンプルな日の丸弁当でした。が、最後にごましおをパラパラとふりかけてみたところ...「わ〜!」「いいね!」一気に気分が上がるのはなぜだろう!?

カップに入れられた、シンプルなおかず。上に乗ってるピンクのものは...この大きさや形からすると...エビだね!じゃあ、このカップに入ったものは...グラタンだ!なんだかクイズみたいでおもしろい。

お母さんたちがお弁当づくりにかける時間は、平均約30分とのこと。こどもたちの制作時間も、同じように30分ほどで制作してみたところ「ほんとにあっという間だった!」ママたちすごい。こどもたちからも、立派なお弁当が続々と!

スライドで、スタッフが作ったお弁当を改めて見てみることに。すると「ねえ、なんかいるよ!」お弁当の上で、小さな人が踊っています。「ちょっと、お弁当の上で何してんの!」どっと笑いが起こりました。

ここからは、ミニチュアサイズの自分のフィギュアを製作して、お弁当の中で遊んでいきます。粘土で型取りした小さなボディをベースに、さっそく面白ポーズを考え始めます。「ダイブ!」「おかずを持ち上げようか」

あれこれポーズを考えていると、おもしろい想像が止まりません。でもこの樹脂粘土の人形は、かなり繊細。紙や土の粘土よりも細工向きに作られている分、伸びが少なく、何度も動かすと折れてしまいます。慎重に扱おう。

とても小さなボディに、小筆やペンで服を描いたり、表情や髪の毛などの色をのせていきます。かなりリアルに整形されているので、細かな隙間までしっかり色を入れたいところ。「手先が震える!」これはジュニアで過去一番の細密制作かもしれません。

ミニミニサイズの自分ができたら、自分のお弁当箱の中にGO!置く場所によって、いろいろ遊べて楽しい様子。さらにそれぞれのベストショットを、自分で撮影。どんな角度で、どう撮ろう?ここでもこだわりが出ていました。

お弁当の中に自分が入ると、まるで箸でつまんで食べられてしまいそう。じゃあ巨大なお弁当作品をつくったら、どうなりそう?「中に入りたい!」「自分がミニになる!」次回からは、本物の何倍も大きなお弁当を、みんなで協力して制作していきます。

クラスごとに、どんな作品をつくろうか?みんなの「好き」をつめこんで、とっておきのお弁当にしてみよう。ということで、最後に全員でお弁当会議。意見を出し合い相談しながら、すんなり決まるクラスもあれば、相談が白熱するクラスも!

みんなで相談して決まったおかずを集めて、それぞれのクラスの巨大お弁当の模型にしていきます。水曜クラスではたまご好きの子が多かったようで、この空いた空間にオムライスがぎゅっと入る予定。おかずのバラエティもすごいぞ!

こだわりのおかずは「マグロ」と「サーモン」。なんと、お刺身が登場しました。実際のお弁当だとなかなか叶わない具材ですが、今回は"おいしい理想のお弁当"なので...OKとしましょう!

このクラスだけ、パンのお弁当に決定。クロワッサン&サンドイッチのほか、タコさんウインナーや野菜、フルーツまで盛りだくさん!パン好きにはたまらないセットが揃いました。

『ドーナツ&お茶漬け弁当』。えっ?!と聞き返したくなるようなお弁当ですが、どうやら「お弁当にお茶漬け」という意外性が、こどもたちから絶大な支持を集めた様子。さらにデザートにドーナツという組み合わせが、これまた意外!

『カレー&海鮮丼弁当』。これまた何とも意外なセット。ですが、カレーもお寿司も、こどもたちの大好物であるのはまちがいありません。お刺身入りのお弁当が2クラスもあるなんて、さすが北海道のこどもたち。

1週間を通して、何度も登場したおかずがありました。3位はウインナー、2位はブロッコリー&たまごやき、そして1位は...「からあげ」!いわゆる北海道の「ザンギ」、これだけは全クラスともに「絶対に必要」という大人気ぶり。よし、次回はでっかくこさえよう!

普段とちがうサイズで見ると、一気に印象が変わることを見せてくれる、巨大アート作品があります。ねじって作る犬の風船や、お風呂に浮かべるアヒルのおもちゃ、空に浮かぶ巨大な人の頭や、古くは巨大な仏様の姿まで!昔々から現代まで、いろんな作品が作られています。

この月は、みんなの大好きなお弁当をテーマに、巨大な作品づくりに挑戦。そこで登場したのは、いつも教室のウェイティングスペースにある、木のベンチ。長方形の箱型で、蓋を外すと中にものが収納できるようになっています。今回はこれを...ジュニアコースのお弁当箱とします!

「えええ!?」「なんだって!?」と驚きつつも、食べ物をプリントした紙を手に、箱に集まるこどもたち。並べて置いてみると、たしかにちょうど良さそうです。「立派な二段弁当にもできるね!」とたんにお弁当箱にしか見えなくなるから不思議です。みんなもすっぽり入れるね!

前回のプログラムでクラスごとに決めた、おべんとうの主食やおかずを、大きな箱のサイズに合わせてプリントしておきました。それらを一度みんなで並べながら、おかずの個数や詰め方などを話し合い。ぼんやり想像していたものが、だんだんとリアルになっていきました。

それぞれのものを、どんなふうに作りましょうか?この日のトルネードには、いろいろな質感の素材や、いつもは出していない道具もずらりと並んでいました。自分たちのお弁当に入れたいものを、何で、どう作るのか、全員でアイデアを出し合いました。

「卵焼きはふわふわにしたい!ウレタンかな?」「マシュマロには絶対、綿がいいよね!」「唐揚げはカサカサだし、紙が良いかな」いろいろな素材に触りながら、食べ物の食感に合うものを選んでいきました。素材が決まると、作り方までだんだん具体的になっていく様子。

どのクラスのお弁当にも、実にいろいろなおかずを詰め込みたい様子。そこで作る物ごとにグループに分かれて制作を分担していきました。「たまごやきチーム」「ブロッコリーチーム」「サンドイッチチーム」など、自分が作りたいものに立候補。

だいたいの素材や作り方は話し合いをして決めていましたが、実際に作っていくと「これどうする?」とその都度相談が出てくるもの。何より、こんなに巨大な食べ物をつくるのは、みんな初めての経験です。作りながら、手も頭もフル回転!

食べ物の芯材には、切ったり丸たり何かと扱いやすい紙が人気でした。硬くもできるし、やわらかくもできる。形の自由度も高い。一方、フワフワな質感を重視したい食べ物には、綿やウレタンを使うグループも。「気持ちいい!」素材に触りながら、作り方をあれこれ考えます。

表面の色を作るのは、絵の具が人気。おいしそうな色ってコツがあるんですよね。ジュニアのみんなはかなりこだわって、リアルな再現ができるようです。「もっと暗く、焼けた感じで」「あ〜本当においしそう」そして作った色をどう塗るか?という点でも、いろいろな選択肢が。

表面にしっかり色をのせたいグループは、大きなハケでベタ塗りをしていました。一方、布などの素材の風合いを大事にしたいというグループは、絵の具を水に溶いて染めていました。絵の具が固まって、表面の柔らかさがなくなるのを避けたいようです。

こちらはふたりで焼きそばの制作を担当。ひとりは麺を、もうひとりはピーマンを作っていました。どちらもプラスチック系の素材を塗ったり、削ったり。形へのこだわりがすごい!

こちらは...早くも美味しそうな厚焼きたまごの姿が!黄色く染めた布の表面には、ぐるぐる巻いた焼き色や、まだらに入った白身をペイント。もう既においしそう!ふわふわな食感を連想しますが、実は中身は紙が入ってるんですって。

おお、こちらはきっと、からあげですよね!?グループで取り組んでいるせいか、驚くほどの早さで制作が進んでいます。効率のいいアイデアが出てきたり、素材選びできらりとセンスが光る場面も。さすがジュニアのこどもたち。みんなのおかず、早くお弁当箱に集めたいですね!

前回からみんなで、たくさんのおかずを制作中。ひとつひとつこだわりのある作りで、なかなか見応えアリ!では、お弁当全体で見た時には、どうだろう?ここらで一度みんなの作品を集めて、全体を把握するために俯瞰目線で確認したいところです。

はじめの回に作った、小さなお弁当と自分人形。巨大作品ができあがったら、こんなふうにお弁当全体が入るような、遠めのアングルから写真を撮影していきます。「色が似ていないとリアルに見えないかも」「形を細かく作らないと、それっぽく見えないかも?」

じゃあ、一度今ある作品をお弁当箱に詰めてみよう!と全部を入れてみたところ...「えっまだこんなにスカスカなの!?」がんばって作っていた分、こどもたちのショックが大きい様子。「なるほど、じゃあもっと大きく作るか!」「新しいおかずも入れる!?」緊急作戦会議で、具体的に何をするか決めていました。

担当する制作ごとにグループ作業が始まりました。最後は絶対にいい写真を撮りたい!とのことで、急ピッチで作業が進められています。自分たちもお弁当の中に入りたいから、絵の具やボンドを使うものはしっかり乾燥させなければ...早めにできたおかずは、事前に映りを確認するためのテスト撮影もできます。

おべんとうにイチゴが入っていると、すごくうれしいもの。いろんなクラスの子たちがイチゴづくりをしていましたが、作り方はさまざまでした。風船をイチゴの形になるように膨らませたり、赤いガムテープをぐるぐる巻いたり。よく見るとイチゴの粒もちがいますね。

こちらのキュウリが大好きな子の作品にも、ものすごくこだわりが。中心部のタネの周囲は素材を変えて、やわらかく。そこに白いつぶつぶを置いて、キュウリ感を表現。こういうこだわりは、撮影した時にお弁当全体のリアル感をぐっと高めてくれるでしょう。

「お弁当のおかずが、コロコロ転がらないように」と、撮影時に隠れる部分に重しをつけて「これでいつでもまっすぐだよ!」なるほど、これは大事かも。たしかに風船だけだと、軽くてふわふわ転がっていきそうです。

こちらは、海鮮丼の「サーモン」でしょうか、ふりかけたゴマが撮影時にはがれてどこかにいかないよう、事前にひとつずつていねいに接着して撮影に備えていました。だいじなネタへの愛着が感じられます。

各色の風船は、こどもたちに人気の素材でした。グリンピースやブルーベリー、大きなポンデリンングなど、各クラスで大きさをうまく調整して使われていました。おかずを増やしたい際にもたくさん膨らませて、大盛りのおかずにみんなのテンションも大盛り上がり!

どうなるのかスタッフも気になっていた「お茶漬け弁当」のクラス。お茶の部分は、透明シートにペンで色を塗り、ツヤツヤ光る透明感を出していました。映り方までテスト済みで「意外といい感じになった!」と、心配点がクリアできてうれしそう。

さあ、そろそろお弁当を撮影する時間です。みんなで巨大なランチマットを広げて、空のお弁当箱をよいしょ、と運び込みます。そしてごはんやおかずを持ち寄ったら...

「うわあ!」箱に詰めると、一気にお弁当になりました。密度がギュッと詰まって、色とりどり。ものすごい達成感!この写真を見るだけだと、一瞬ふつうのサイズのお弁当にも見えますね。

巨大な箸を持つこどもたち。完全に小人です。ひとつひとつが大きく、持ち運ぶのにもいちいち注意が必要なくらい。ですが、みんなテンションが上がり、積極的に「はたらく小人」になっています。

先週からみんな入りたくてうずうずしていた様子で、さっそくお弁当の中に入ります。ぎゅうぎゅうになって、見事なはしゃぎっぷり。巨大なお箸につつかれ、ごはんに埋もれ、エビフライを振り回し、タコウインナーを頭にかぶる!

せっかくなので、個人や数名のグループに分かれて記念撮影。「おかずと入れ替わる」「食べようとしている」「食べられる瞬間の顔・ポーズ」「のんびり寝ころがりたい」「おかずを持ち出そうとするポーズ」…試したいポーズがありすぎて、想像が止まらない!

大好きなおかずを食べないで!まるで絵本のワンシーンのように、小人が全身でハンバーグを守ろうとしています。お箸を支えるこどもたちも、もちろん楽しんでいました。

このプログラムの初回に制作した、小さなお弁当と小さな人形。みんなで協力して、最後に本当にそっくりな写真を撮ることができました。