新年度のはじまりのプログラム。春から「はじめまして」のこどもたちもたくさん!お互いのお名前を覚えたり、協力して楽しく制作でできるようグループに分かれて取り組みました。
制作のポイントは「シワなくきれいに塗り広げる」実際の絵の具を塗る前に、和紙に水を塗ってコツをつかみました。やぶれないようにきれいに広げるのはなかなかむずかしいですね。
床に大きな布を広げました。この白い布を、隅から隅まできれいな色に塗り上げます。「でかい!」「ふででぬるの?」みんな楽しみな様子。
大きな布を塗るため、ペンキ屋さんが使うペイントローラーを準備。ローラーとハンドルをしっかりセットしたらやる気満点!絵の具をつける前からコロコロコロ…はやく塗りたい!
ローラーにしっかり絵の具を染み込ませて、塗りのスタート!すごい勢いで制作が始まりました。布の真ん中から外に向かってじわじわと塗り広げていきます。
白い布だったとは思えないくらい、塗り残しゼロを目指してしっかりチェックします。点検ついでに、塗った後の布の上を裸足でてくてく。足の裏に絵の具がついてちょっとひんやり、いい気持ち?
次回のみんなのための素材になるので、シワがあると残念!きれいに塗り終えたら、みんなで布を伸ばしておきました。そのまま床で乾かします。
足や手についた絵の具を自分でふくのも大事なしごと。最後に床もピカピカの元どおりに掃除したら制作完了。最後までノンストップ、がんばった!「おなかペコペコ」
前回ローラーで塗った大きな布をひろげて、一人ずつのサイズに等分して制作をはじめます。みんなで使う素材なので、慎重に丁寧に切り分けていました。
抽象表現の画家ジャクソン・ポロックさんの制作している映像や作品を紹介。「これって絵なの?」「かっこいい」「これできるの!?」次第にうずうずしてきたこどもたち。
どんな色合いにしよう? つかう絵の具の色をセレクトしました。絵の具のカップにそれぞれ筆を入れ、裸足になり、準備はOK。
布めがけて絵の具をピッ!筆の大きさ、絵の具の量でいろんなタッチが生まれました。感触を楽しみながら、徐々にコツを掴んで大胆になるこどもたち。
カップから直接絵の具をピシャッ、ポタポタ……色がくっきりとしたもようになり、パンチのあるアクセントに。かっこいい!こどもたちもニンマリしながら制作。
筆に絵の具をたっぷりつけて勢いよく飛ばすと、線的な表現になったり、星空のように小さな粒が広がりました。それぞれお気に入りの表現を探し、リズムをつけながら布全体的に広げていきました。
ほぼ自分サイズ!? 大きなこいのぼりの制作にチャレンジ! 大きな作品づくりはみんなで協力して進めよう。なぞる人と押さえ役、役割分担して布に形をなぞり、スムーズに制作スタート。
なぞった線を、先生にミシンでダダダと素早く縫い合わせてもらいました。みんなミシンに興味津々!縫いあがりを楽しみにしながら他パーツの制作を進めました。
インパクトのあるかっこいい「目」をデザインしよう。布のコラージュで表現しました。切りにくい布素材のカットも「こんな目を作りたい!」という意欲満タンで乗り越えました。
ミシンで縫った形は、表裏がひっくり返っています。自分の腕を使って、大きすぎる服のそでを裏返すように「よいしょ!」なんとかひっくり返すときれいなもようが現れました。「わあ、いいね!」
こだわりの目、好きな色の尾ひれ・背びれなどの布パーツを、ボンドで接着しました。ボンドは多すぎるとドロドロ、少なくてもパサパサでくっつきません。こどもたちは適量をマスターして、きれいに仕上げていました。
それぞれのオリジナルこいのぼりが次々と誕生。お迎えの親御さんたちにも大好評。「先週の布がこんなふうに仕上がるなんて!」「かっこいい」「すごいじゃん」こどもたちもニンマリ。