久しぶりのイーゼルを使った甲斐が制作。描きやすい姿勢など、使い方をしっかりマスターしてから制作をはじめます。
鉛筆は黒く描くだけではなく、ハッチングやグラデーションの技法を使うと表現の幅が広がる画材です。鉛筆を細くとがらせてチャレンジしました。
鉛筆だけで、自分の顔を描いてみよう。とてもシンプルですが奥が深い取り組みで、どのクラスも熱気のある制作になりました。
目鼻口などのでこぼこした形は、影の暗い部分が他のところよりはっきりしています。膨らみや陰影を、トーンを重ねて表現していきます。
全体が出来てきたら、もっとも明るい部分を見つけてみよう。練りゴムや消しゴムでハイライトをいれます。
仕上げに、自分の顔の絵に本物のマスクをつけました。不思議な存在感の作品に!
最初に自分で描いた線を目で追いかけ、紙の真ん中で左右対称になる形を描きました。「こんがらがった!」「でもおもしろい!」ぐぐっと観察の意識が高まります。
ピカソのドローイング作品を、正位置ではなく上下さかさまに見て描きました。「人の絵」ではなく「紙の上の線」としてみると、描いてある位置や大きさを冷静に観察しやすくなります。
ポートレート制作にチャレンジ!モデルはクラスの友達です。ぐるりと輪になるセッティングで、「見られる/見る」を同時進行で進めました。
後頭部の丸みや服の形、人物の向こうの背景までちゃんと形として見えてくる!不思議な感覚を手に入れました。
背景の色は、横顔の絵が目立つように落ち着いたトーンに。来週は横顔の絵に集中して取り組みます。
自分のパレットにそれぞれ好きな色を出して、その色の「明るい色」と「暗い色」を作ります。
作った色を使って、「球」を表現してみよう。コロンとした丸さを出すには、どんな工夫をする?横顔の表現のヒントになる制作です。
肌の部分の面積にあわせてたっぷりと色を作ります。肌の中の明るい・暗い色も作ってみよう。
ちょうど中間の色を横顔全体に塗って、ベースの色をつけた状態からスタートしました。
立体感を意識しながら絵の具で描き進めました。「思い切り過ぎたかな?」というくらいの色使いが、絵の中ではちょうど良いあんばい。
色を重ねながら、膨らんだりへこんだりする加減を試して制作を進め、最後に目元、耳の中など細やかなところを描きこんで仕上げました。