2021.2 モーニング

モーニング①

「良い一日はおいしい朝食からはじまる」
2月のジュニアコースは、
それぞれの理想のブレックファストづくり。

まずはカトラリーやお皿の準備から。
厚みや光沢まで細かくていねいに描いてみたら…
本物みたいでおもしろい!

プロセス

  • 世界の朝ごはんを知る

    元気の源「朝ごはん」がテーマのプログラム。みんなのおうちの朝食はどんなメニュー?そして世界各国の人たちはどんな朝食をしているのでしょうか。各地域の伝統を見比べてみました。

  • カトラリーを選ぶ

    シルバーのカトラリーを本物そっくりに作ります。いろいろなフォーク・ナイフがありますが、どんなデザインがお好みですか?使ってみたい形を選びました。

  • 鉛筆で描く

    鉛筆でじっくりと描いていきました。細かな装飾が施されたものが多く、どんどん描き進めたくなるモチーフでした。ピカッと光った感じが出てくると「かっこいい!」

  • 2本目を描く

    1本目ができたらもうひとつ。くっきりはっきりとしたタッチで真っ黒になるくらい鉛筆で描いてもかっこよく仕上がることがわかり、2本目は積極的になる子が多くいました。

  • 切り抜いて2本を整える

    描いたカトラリーをていねいに切り抜き、2本を並べて仕上げの作業。手に持った時に本物らしく見えるように調整しました。切り抜くと雰囲気が変わっておもしろい!

  • お皿の紙を選ぶ

    プリントされた色々なお皿の画像から好みのものをひとつ切り抜いたら、次回の続きがますます楽しみに。「パンケーキにしたい」「カップにはいったものは作れる?」期待が高まります。

さくひん

モーニング②

スライスの厚みは、4枚切り?6枚切り?
焼き加減の好みは。カリッとこんがり派?
それともふんわりモチっと派?

自分の好みにこだわりまくって
木材で食パンを作りました。
朝はもっぱらごはん派という人も、
思わずだまっちゃいられない…
「だって、すっごくおいしそう!」

プロセス

  • パンの厚みを選ぶ

    どのくらいの厚みのパンが好き?厚焼トーストやサンドイッチにしたい人、どうしてもパンケーキがいい人など、それぞれに合った木材を選びました。「3枚!」「2枚はほしい」という発言も。

  • パンの形を描く

    四角いプルマン、ふんわりふくらんだ山形パン、三角に切られたサンドイッチなどそれぞれのイメージするパンの形を木材に描き、カット台にセットしました。

  • 形を切り抜く

    のこぎり・糸のこ使ってパンの形に切り抜いていきました。厚みのあるパンはとにかく大変で「もうだめだ」「たすけてー」と言いながらも最後は「限界を超えた!」など手応え抜群。

  • やすりをかけて整える

    さらにやすりをかけながら形を整えていきました。丸みのあるパンケーキなどは根気が必要でしたが、多少切り方が雑な部分があっても不思議とパンらしさにつながっていました。

  • ペイントして仕上げる

    筆やスポンジを使ってパンらしい色に仕上げていきました。わたしご飯派なんですけど…」という子もパンの焼き色・形に最後の最後までこだわりまくり。「おなかすいた」「パン食べたい!」

さくひん

モーニング③

木の板で作ったパンと一緒に
お皿に食べたいものを考え、
それぞれの「理想の朝食」を完成させました。

焼き加減、固さや食感、溶かし加減…
こどもたちのこだわりが
こんなに細かく表現されるなんて!
見れば見るほど美味しそうな仕上がりです。
週末はのんびりと、こんな朝食いかがですか?

プロセス

  • ロウを溶かす

    型に流し込むためのパラフィン(ロウ)づくり。各色のクレヨンのかけらをブレンドして、イメージ通りの食品の色になるように注意深くパラフィン液を調合しました。

  • ロウを流し込む

    型の中にパラフィンを流し込んで冷えて固まるまで少し待ちます。目玉焼きを作った子の中にはちゃんと焦げ目がついていたり、パンからトロリと垂れてやわらかい感じを表現した人も。すごい!

  • いろんな素材をつくる

    コツがわかると、ごく薄いものから厚みのあるものまで、いろいろな食材を作ることができるように。ロウが冷え切る前に変形させたり、溶けかけたバターやジャム・クリームなども。

  • 仕上げをする

    一度作った形にさらに別の色のパラフィンを付け足すなど、それぞれの工夫が出てきました。薄いと割れやすいのが欠点ですが、小さなこどもたちは「他のものっぽくなった」と切り替えも早い。

  • 作品の記念撮影

    紙のお皿の上に、パン、食材、カトラリーを並べて記念撮影。それぞれバランスよく盛り付けて撮影してもらい、お互いの作品をみて「すごい」「本物?!」「もっと作りたい!」という声も。

さくひん