バレンタインの時期にはいろんなチョコレートがお店に並びます。ふだんよりゴージャスでデコラティブなものも多く、見ているだけでみんなワクワク!
まずは作品を入れる箱選びから。「大きい箱」「小さめがいい」「ひとつぶだけを豪華につくるんだ」など、この時点でそれぞれ作りたいもののイメージが湧いている様子。
チョコレートは、木片をベースに作っていきます。箱の形に合うのはどれ?早く作りたい気持ちをおさえつつ、大きな子からは「小さいから先にとっていいよ」などの声かけも。
それぞれが選んだ小さな木材を絵の具でチョコレート色に塗ってみると…「チョコのにおいがする!」小さな子たちは本当に想像力が豊かです。
さらにグルーガンを使って細かなデコレーションを。ツブツブ、てんてん、線や色にもこだわりとことん作り込んでいき満足気。それぞれのイメージ通りに作れた様子です。
固まったチョコレートを大事に箱に詰めてお持ち帰り。お互いのを見せ合って「おいしそう!」「これすげー」など盛り上がりました。おうちでも本物のチョコを作ってみたくなったという声も。
「パティシエの帽子かぶりたい」開始前からやる気満々のこどもたち。タルトの型やめん棒、ボウルやホイッパーもあり楽しそう。楽しみすぎて体を震わせている子も。
はじめにタルト生地(色つきの紙粘土)をめんぼうでのばすお仕事から。できるだけ均一にゆがみなく。小学生は特にじょうずにタルト型へ敷き込みまでできていました。余分な生地はカットして。
小麦粉だけではなくアーモンドの粉を混ぜたダマンドクリームを敷きこむことが多いタルト制作。バターはボンド、たまごは絵の具、アーモンドパウダーは粘土の粉を...しっかり混ぜて作りました。
できあがったダマンドクリームをタルト生地に流し込み、ナイフできれいに平らにならします。体に対してボウルもゴムベラも大きすぎ?! でもみんな本当に真剣でよくがんばっていました。
土台ができたら上に飾るトッピングの準備です。粘土にそれぞれ好きな色の絵の具を混ぜこんで、色粘土を作りました。早くも「イチゴ」「チョコレート」「ぶどうがいいな」など好みがはっきりと。
作品はタルト型から外した状態で次週まで保管することに。使いやすい底抜けの型でしたが、タルト自体ずっしりした重みがあり「気をつけて」「ゆっくりね!」最後まで真剣そのもの。
紙粘土や水、木工用ボンドをまぜたクリームを袋に詰め、ギュギュッと絞り出し。「かたい!」「でもぼく力あるから!」みんな一生懸命。他の味もありましたが白い生クリームが一番人気。
タルトの上に何をのせる?先週作った色ねんどでフルーツやクッキー、チョコレートなどなど。作っている間にも新しいアイデアが出たり、他の人の作品をみて思いついたり…手が止まらない!
一番人気はイチゴ。丸めた赤い粘土につぶつぶをつける子や、途中で「イチゴの中は白いよね!」と気づき丸めた白い粘土を中に包む子も。半分にカットして断面の本物らしさをみてうれしそう。
小学生の子たちは完成像を思い浮かべ、バランスを整えながらそれぞれ作ったトッピング素材をタルトの上に並べていました。「足りなくなった!」「残りをあげるよ」などのやりとりも。
タルトの表面のツヤ出しに使うのがナパージュ。「ツヤ?」「ツヤってなに?」という子にもその効果を伝えると「出す!ツヤ出す!」と全員仕上げのニス塗りに。
こどもたちの勢いは止まらず、グルーガンでチョコプレートに名前を描きはじめたり、チョコソースとしてタルトにかけたり。余った粘土でキャンドルを作りはじめた子たちもいました。