2021.1 ひゃくめんそう

ひゃくめんそう①

自分の色はどんな色?
あらためて比べてみると、それぞれの肌の色はこんなにちがう。
自分の中でも頰と鼻の色はちがうし、手の平と甲の色もちがってみえる。

1月のキッズコースは、絵の具のチューブから似た色を探し、
さらに他の色も混ぜて、できるだけ自分に近い色づくりからスタートしました。
小さな子でも「もっときいろっぽい」「あかっぽい」などの色味のちがいや、
明るい・暗いのトーンの差にも敏感で、しっかり使い分けられている様子。
何度も塗り重ねをしながら、こだわりの色づくりをしていました。

プロセス

  • 自分の肌の色をさがす

    じぶんのはだの色にちかいカラーチップはどれ?一言で「肌色」といっても、予想以上に色のバリエーションがたくさんあることを発見しました。

  • 自分の顔のかたちを描く

    鏡を見ながら、鉛筆で顔全体のかたちを描きます。肌の部分だけ、髪の毛もないシルエット状態に。さらに目の形も描いておきます。

  • 目の部分に穴をあける

    先生や大人に目の部分を切り抜いてもらい、穴があいた状態に。「なんだこれは!」

  • 肌の色をつくる

    三原色の絵の具を混ぜて、できるだけ自分に近い色づくりをしました。小さな子でも「もっときいろっぽい」「あかっぽい」などの色味のちがいや、明るい・暗いのトーンの差にも敏感!

  • 顔の絵に塗る

    何度も塗り重ねをしながら、こだわりの色づくりをしていました。いろんな肌の色が混ざり合うと自然な風合いが出ますね。

さくひん

ひゃくめんそう②

かおにあいたあなに、くろまるが…
みぎにいったり、ひだりにいったり、
うえにいったりななめになったり。
おもわずわらいがとまらない!

かけばかくほど
まるでいきているように
じぶんににていくよ。

プロセス

  • 目を動かす仕組みづくり

    まるで生きているような自分の顔に、こどもたちの手が止まらない。いろんな目のバリエーションを作る子もいました。

  • 自分の口を描く

    コラージュ技法で、顔の中のパーツを作り込んでいきます。みんなの歯は何本?「はずかしいよ〜」などと照れてしまうのは、歯が抜け始めた小学生たち。

  • 鼻を描く

    黒い丸シールを貼るととたんに「鼻ができた!」まわりの形も描いていくとリアルに!

  • 細部を描き込む

    眉毛や睫毛、ほくろなどの顔にある細かい部分を観察して描きました。

  • 髪の毛を描く

    自分ぴったりサイズで作りました。クレヨンで色を塗った後、先がとがったものでひっかくスクラッチの技法で、髪の毛感を高めました。

  • 背景色を塗る

    「にてる!」「びっくりがおになった」「知らぬ間にみんな夢中になって取り組んでいました。最後に鮮やかな背景色をぬって仕上げです。素晴らしい自画像が完成!力作だらけです。

さくひん

ひゃくめんそう③

かお かお どんなかお?
かおのいろ めのかたち
まゆげのながさ はなのおおきさ
ちょっとかわると べつのかお。
メガネや ヒゲ
ぼうしや ヘアスタイル
あれこれかわる たのしい絵。
ひゃくめんそうで へんしんだ!

プロセス

  • グルーガンを使う

    グルーガンを使えるようになると制作の幅はぐんと広がります。みんなでためしにメガネづくり!それぞれお好みの色や形に仕上げました。

  • 変装アイテムをイメージ

    自分もメガネで変装したら、次は自画像の自分を百面相にしてみよう!どんなアイテムがいいか、パーツ素材を見ながらイメージを膨らませます。

  • アイテム作り

    それぞれのアイデアでアイテム作りをしました。帽子やヒゲ、リボンやマスク、動物の鼻や新しいヘアスタイルなどたくさんのアイテムが次々と……

  • アイテムを仕上げる

    作ったアイテムの裏に、貼ったり剥がせたりする粘着素材をつけて仕上げました。着せ替えのようにたくさん作ったら、百面相で変身だ!

  • バリエーションで遊ぶ

    いろんなアイテムの置き方を試して遊びました。最初につくったメガネもぴったり!

さくひん

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