レポート

ぼくのブルー

2018.04

「pool blue」、「冬の空色」、「Miracle Marine Blue」。どんな色かわかりますか? 4月のジュニアコースでは、「青」がテーマのプログラムを実施。青が大好きだったフランスの美術家、イヴ・クラインの作品を参考に、自分の理想の「青」をつくって名前をつけてみました。

はじめに、色づくりの精度をちょっぴり上げてみようと、色づくりのトレーニングを実施。日本の伝統色の名前と説明文をヒントにして、「それはどんな色だろう?」それぞれ思い浮かべた色を目指して、絵の具をブレンドしました。

それから自分の青づくりの制作へ。絵の具を混ぜて、白っぽくしたり、黄みや赤みを強めたり、深みを加えてみたり…その制作はまるで実験室のよう。

仕上げに粒子状に加工し小さなボトルにつめて、色の名前を貼ったら、自分のオリジナルカラーが完成です。各色ならべて見るのもきれいだね。

 

 

2〜3週目には、「空」をテーマに絵画を制作しました。
朝焼け、真昼、夕暮れ、夜、空には色んな青がある。1色では表現できないあの空を描くため、グラデーションの技法にチャレンジ。「やってみたい!」「けどむずかしそう…」絵の具の制作は水分量がカギ。

紙と筆の状態をコントロールするコツをつかむと、「なるほど!」「やればやるほどじわじわする」「きれいだ!」「すごい…」まるで自分で描いたとは思えない仕上がり?みんな手応えを感じていました。

 

仕上げには、グラデーションの作品に重ねるように透明なフィルムを置き、そこに雲を描きました。白っぽい絵の具をのせて塗り広げると、じわじわとひろがる雲の質感が出てきます。

かすかな絵の具ののり具合で雰囲気が変わる、とても繊細な表現。
紙に描くのとはまたちがう感触が新鮮だったようです。