レポート

シュプール

2018.02


長谷川等伯の『松林図屏風』の模写に続き、描かずに表現する制作第二弾。この週は北海道のこどもたちにはなじみ深い、冬のスキー場がテーマです。リフトの上から撮影した映像を大きなスクリーンに映しながら、風景画の制作をしました。

真っ白い斜面にたくさんのスキーヤーやボーダーが点在している様子は、改めてよく見てみるとなかなかおもしろい。遠くの人がミニチュアに見えたり、着ているウェアもカラフルで、なんだかコミカルな感じ!

スキー好きな人も多いらしく、映像がはじまると「滑りたいなあ」「スノボやってみたいな」「ここのスキー場知ってる!」ひんやりと気持ちの良い雪山ならではの空気を思い出しながら見ていきました。

さて制作は、構図について考えるところから。正方形のキャンバスに、どのシーンを切り取って描くかじっくり慎重に検討していきました。

構図が決まったら、さっそく絵の具で描き込み。斜面で動いている人、たくさんの木、ライトのポールなど、雪の白以外のものをとにかく細かく描写していきます。

小さな筆を使ってちまちまと緻密に描写していくのが新鮮なのか、みんなの手が止まらない!

ミニチュアみたいに見える遠くのスキーヤーを描き込むことで空間に奥行きが出てきたり、雪上にできている影を描き込んでみると、ゲレンデにふわっと光が指しているように見えてきたり。雪のひんやりとした感覚まで想像してしまう!冬の雪山にいる時の感覚が呼び起こされるような作品になりました。