レポート

表現サンプル

2018.01

「キャンバスにはアクリル絵の具」「画用紙には鉛筆」「原稿用紙にはつけペン?」描画のフォーマットはいろいろあるけれど、そこから概念をくずしてみようというプログラム。現代美術家ロバート・ライマンの仕事を紹介しました。

「何を」描いたかという目線で見ると、ライマンの作品はなんだか同じ形の真っ白な絵ばかり!? でも「どうやって」描いたかを見ると……絵の具の塗り方や使う道具の違いによる表面処理の違いが見えてくる。ライマンにならい、様々な素材の中から支持体/画材をセレクトし、絵の表面を実験的に探りながら制作しました。

この作業には2週をかけて、自分なりにしっくりくる表現を見つけられるよう試行錯誤。やればやるほど表現の多様さを感じて、さらに踏み込みたくなるような制作でした。

表現サンプルの制作を経て、最後の週の制作テーマは「はくさい」。画材・道具やベースになる支持体、絵画を構成するすべての材料を一から自分で決めました。選んだ道具や技法の面白さを生かしながら、白菜らしいチリチリした葉っぱ、茎の質感など、特徴をきちんと表現できているところは、さすがラボ!