2022.02 ハンドメイド

ハンドメイド①

編み物もようは、
今のこどもたちにとっては
「ドット絵」として
とてもなじみがあるようです。
「つくれるよ!」「おもしろそう」

グリッド状のあみを紙の上において、
編むかわりに指に絵の具をつけて。
それぞれのこだわりデザインの
あったかアイテムの絵ができました。

プロセス

  • ドット絵に挑戦

    グリッドのマス目をひとつずつ埋めるように、テーマ「顔」でドット絵づくりに挑戦。はじめての子は「どういうこと?」とすこし不思議そうに取り組んでいました。ゲームが大好きな子、イラストが好きな子は「描いたことがあるよ!」とすでに得意な子も。

  • 編み目もよう

    デジタルの世界で生まれたドット絵だけど、昔ながらの編み物もようもしくみは一緒。好きなあったかアイテムの形を選んで、お好みのもようをデザインしながら絵を仕上げました。

  • アイテムの型を作る

    自分の好きなアイテムの形を紙で切り抜いて型を作りました。色紙の上に置くとアイテム形の穴ができます。もようづくりに集中して楽しむための準備。

  • 絵の具を作る

    使いたい絵の具の色をブレンドして作りました。みんながそれぞれ色合いを考えていたようです。カラフル、白黒、パステルカラー……この絵の具づくりも面白い。

  • 指で編む?

    指に絵の具をつけて、スタンプのようにぽんぽんぽん。少しずつ編むように進めていきました。

  • もようを作る

    自分のこだわりやこんな風にしたい!というイメージに近付くように、とても真剣に制作するこどもたち。絵の具を置いた部分が増えてくると、かっこいいもようが!

  • すべてをうめる!

    たくさんのドットを描きつづけるので、「大変だよ〜」「時間がない!」という声はありましたが、みんな欠けることなくアイテムの絵ができました。

ハンドメイド②

からまないように
きをつけながら、
長い毛糸をなんども
くるくる通してつくる小鳥。
糸とおしをがんばった分だけ、
ふっくらコロンと仕上がりました。

プロセス

  • 糸とおし

    裁縫のきほん「糸とおし」。素材の状態を観察したり、手先を繊細にコントロールしてはじめてできる手仕事。毛糸と毛糸ばりを使ってこどもたちも挑戦。

  • 自分でできるようになる

    まずは糸の先の状態を見極めてじっくりと……。糸の先がほどけてしまったら、それぞれテープで糸先を止めてみたり、指で巻き直したり。しくみがわかると、するりと通すための工夫ができるように。すっと通ると気持ちいい!

  • 小鳥をつくる

    糸とおしができたら、本物サイズのかわいい小鳥づくりをはじめよう!小鳥型のおなかにはドーナツ状の大きな穴が。ここに糸を巻きつけていきます。

  • 糸を何本も巻きつける

    小鳥の羽をイメージしながら色を選び、真ん中の穴がぎゅうぎゅうになるまでコツコツと糸を巻き続けました。穴が小さくなるほど糸が通りづらくなりますが、そこをがんばって通し続けて!

  • 糸を切りはなす

    「もうパンパン!」「すごくきつくなったよ」それぞれの限界まで糸を通しました。仕上げに、巻きつけた糸をはさみで切り開いてみると…

  • 丸く仕上げる

    「わあ…」「かわいい!」糸の先がまわりに広がっていき、小鳥のふんわりとした身体になりました。たくさん糸を巻いた分、はさみで切るのもひと仕事ですが、出来上がりが楽しみな子どもたちは手がとまりません。

  • 完成

    一羽をこだわりぬいて作った子、小鳥の仲間をたくさん作った子。それぞれのお気に入りができたようです。ふわふわころころ、おうちでも可愛がってね。

ハンドメイド③

あっちのおとなり?
こっちのおとなり?
まいごにごちゅうい!
みちをつくろうどこまでも

ちいさなこどもたちが「刺繍」にチャレンジ!
はじめはこんがらがっち!?
手を動かしながらしくみを理解すると
みんなどんどん燃えてきた!

プロセス

  • ししゅうに挑戦

    糸を使って文字や絵柄を表現する刺繍(ししゅう)。はじめて経験する子がほとんどというキッズのこどもたちがもようづくりに挑戦しました。

  • ベースを作る

    布よりもハリのある画用紙を使いました。めうちで先に穴を開けておけば、糸を通すのもスムーズになります。紙だと糸の留めはセロテープで済むので、もようづくりに集中できるはず!?

  • 針に糸をとおす

    前回に経験した糸通し。スッと通ると気持ちいいのか、「このくらいへっちゃら」「すぐとおせるよ」すっかりコツをマスターしていた子がたくさん!

  • ししゅうでもようを作る

    みんなの前で、まずは先生がししゅうしてみました。穴に通す順番にルールがあり、それを繰り返すと…「ギザギザもようができた!」盛り上がるキッズたち。でも「なるほど」「ふんふん」「???」と反応はいろいろでした。いざスタート!

  • 行ったりもどったり…

    目と頭がフル回転!表裏のしくみ、糸の流れなど、ひとつずつ観察しながら進めることではじめてできるギザギザもよう。小さな子はひとつずつ穴に通し、確認しながら。高学年の子はよく理解して自分で進めていました。

  • 模様ができた!

    進めるほどにジグザグもようができてくる!自分でどんどん進められるようになるとさらに面白く、もくもくと集中モードに。「もう1列できちゃった!」2段、3段ともようの層ができると、仕上がる作品もよりゴージャスに。

  • ぽんぽんも作る

    最後につけるアイテム「ぽんぽん」も好きな毛糸で作って…

  • とんがり帽に仕立てる

    「せんす?」「何になるの?」どんな作品になるのか、みんなには最後まで内緒でした。最後にししゅうした画用紙をまるめてみると、とんがり帽の完成!かぶるといつでもパーティ気分!?

アートスクール・トルネード

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