トルネードの先生たちが作ったミニ冷蔵庫。こどもたちに紹介すると、扉の開閉機能(実用性)に注目する子もいれば、「キャベツ!」「あ!ビールだ!」「ワインもある」「ウインナーこんなにたくさん」「シャケのきりみ!」「おにく、ジップロックにはいってる」ミニチュアの中身に釘付けの子も。
9月1回目は、冷蔵庫の本体づくりです。使うのは「ボンド」。たっぷり使うとずっとべとべとで、しかもぷっくり跡が残る。少なすぎると少しの衝撃ではずれてしまう。組み立て作業をする中で、コツを少しずつマスターしていこう。
みんな「早く作りたい」「完成させたい」勢いがすごかった!本体と扉2種類の、サイズの違う3つの箱を順に組み立てていったのですが、一つ目で組み立てる手順を理解した子たちは、「次の形も作ってみていい?」と次々と自分の力で箱を仕上げていきました。
木のパーツはすべて厚みが約5mmほど。必要なその厚みのところだけにボンドをつけたいのですが、つい「はみだしちゃった」「たれた」「手についた!」いろんなアクシデントが起こります。濡れタオルでふいたり、スプーンですくったりしながら自分の力で進めていきました。
「くっついた!」1箇所接着するたびに、嬉しそうな顔のこどもたち。でもうっかり、すきまができたりしていると冷蔵庫がガタガタに!ボンドが乾かないうちに、手早く板を動かして修正します。「(箱の)全体が完成してからはみだしチェックしよう」と、手際のよい職人のような子も登場。
外側の箱が完成したら、冷蔵庫の収納について考えてみました。どこにどんな高さの棚がほしい?冷蔵庫の中のレイアウトをイメージして、しきり板をつけていきました。「お母さんが好きなワインはここに入れる」「細かいものを入れるから棚をふやそう」
みんなの冷蔵庫づくり、来週から中身作りもはじまります。「何をつめるの?」と帰り際にこどもたちに聞くと、もう作りながら考えていたようで、チョイスした食材の名前の羅列が止まらない!「飼っている生き物の餌も入れていいかな?」という変わり種のアイデアも。満タンになるまで作りたい!
教室に来るなり、みんなそわそわ、わくわく。まずは丈夫なシール素材で、ドアの開閉機能をつけました。ボンドもシールも接着素材。上手に使うコツは似ています。
「あれ?とびらがあかない」とならないよう、つける箇所にぴったり合わせて。貼った後も、指でこすってシールと木をしっかり密着させるのもポイント!できたら機能を確認。
形が完成したら、より冷蔵庫らしくなるよう、全体を好みの色でペイント。どこもかしこも塗りたいけど、どこから塗るとスムーズかな?
しきりの間、箱のすみなど、筆が届きづらいところがたくさんあります。寝かせたり、立てたり、ひっくり返したり?あらゆる角度から入念にチェック!
きれいにペイントした冷蔵庫、「はやくなかみをつめたい!」もうたまらない様子のこどもたち。何を作るかメモしてきたり、写真をプリントしてきたりと準備万端です。
粘土をコロコロ…「たまご」、ヘタをつけて「トマト!」、「マグロは絶対につくらないと…」とすごい勢いで形ができていきました。来週も中身作りは続きます。たっぷり満タンにしよう!
みんなの冷蔵庫は前回完成しました。この回では中につめたいアイテムの仕上げ!こどもたちは作りたいものを頭でイメージしている子がほとんどでした。「たくさんありすぎて…全部できるかな?」
たまごやお豆腐、納豆のパックなど、白い食材は以外と多い?形をしっかり仕上げるととたんに本物らしくなるアイテム。さらに工夫してパックやお皿にセットするなど、より「らしさ」を追求する子も。雰囲気ばっちり!
野菜やくだものは、ジューシーな色をペイントして仕上げていました。「ほんとにおいしそう!」色の力はすごい。
牛乳パック、ジュースなどもこだわりの仕上がり。オリジナルラベルもあれば、普段本当に飲んでいるブランドのロゴをしっかり描き込むと……そっくりでかわいい!
みんなの冷蔵庫には、冷凍スペースもきちんとあります。アイスはもちろん、冷凍したお肉やさかなも作る!という子も。冷蔵袋までちまちま作っている子も。リアルですね。
こおりやお皿などのアイテムも作ると、さらに冷蔵庫の中が充実してきました。実際には冷えていないはずですが、「なんだか中がつめたい気がする…」という子もちらほら!
中身の出し入れを楽しんだり、ぴったり詰められるようパズルのように楽しんだり。それぞれの冷蔵庫が完成しました。でも「お家で続きをするつもり!」とまだまた意欲満点の子も多い!?