布パーツに仕込んでおいた糊代(のりしろ)部分を、折って立ち上げました。絵の具がしっかり染み込んだ布は、ある程度パリッと張りが出て、折りやすくなっていました。
針と糸で縫う代わりに布用ボンドを使って組み立てました。1辺ずつ確実に接着していく地道な作業。焦らず、でも手際よく!
すんなり進む子もいれば、パーツの表裏さかさま問題がここで発覚し、パズル的に答えを探し出す迷宮作業に入り込む子も!?完成までもう一歩。
布は柔軟性があるためにゆがみが出やすい素材ですが、形のつじつまが合わない時には、自分なりにアレンジすることもできる。わたを入れる口を残して、袋状に仕立てました。
ペイントした石の肌が見えるように裏表を返し、わたをふんわり入れて、閉じたら完成。手塩にかけた作品の完成です。
硬いのかやわらかいのか?自分の中にある硬い石の印象と、目の前のふわふわやわらかい感触が混ざって、独特な存在感。その感覚を楽しんでみよう。親御さんたち、おとなの方から「欲しい…」の声もありましたよ。