2022.9 アトリエ

アトリエ①

アーティストが
作品を生み出す場所"アトリエ"。

アート作品そのものがもつ雰囲気、
イマジネーション、
今に残された記録をもとに
ミニチュアで表現してみよう。

ひとりの作家をセレクトして、
アート作品を実寸の1/10サイズで
模写するところから始まりました。

プロセス

  • 作家を選ぶ

    一押しのアーティストはいるかな?とラボのみんなに聞いてみました。即「お気に入りはあの作家!」と答える子もいれば「なんだっけなあ」と悩み始める子も。資料を手がかりにしながら作家をひとりセレクトしました。

  • 作家の作品を模写する

    まずは作家のアートをじっくり観察するため、模写をしました。今回は1/10スケールでのミニチュア制作をするので作品もリアルサイズの1/10。実寸の感覚がなかった作品は「こんなにでかいんだ」「小さい!」とそれぞれ発見が。

  • 制作順序と画材選択

    小さい紙に描くことは、新たな制作チャレンジでもありました。細部の色や質感も再現するため、ちょうどいい特性をもつ画材を選んだり、先にどこの色から塗っていくかなどを考えながら制作。工夫そのものを楽しんでいる様子でした。

  • 作家に関する情報集め

    模写ができた子から、セレクトした作家についてのイメージ等をメモしていきます。できるだけリアルに基づく造形ができるよう、作家、時代背景に関する情報もネット検索や文献から集めました。

  • 何がありそう?

    作家のアート作品からイメージするものや、検索していく中で見つけたエピソードや資料から、どんなところに住んでいて、どんなものを使っていたかのイメージを膨らませていきます。いわゆる妄想力も大事!?

  • アトリエの色や柄は…

    今回は内装をメインに作るので、壁や床には作家らしい色合いを…と考えるのも楽しい制作。作家が生きていた国の風土や時代の流行・様式もリアルさをもたせる大事なヒント。

  • 次回から制作開始

    情報と想像を織り交ぜながら人物像を作り上げていき、いろんなアイデアが出てきたところで制作終了。次回から造形制作が始まりますが、作りたいものがなんだかたくさんありそうなラボのみんな。楽しみです。