制作サイズはみんな30×30×30cm。その空間の中に作家のアトリエを構築していきます。壁や床の質感は、それぞれ自分が想像する雰囲気やテイストに合わせて作る必要があります。
使う素材・技法はどんなものがいいだろう?アクリル絵の具で色、塗り方に変化をつけたり、さらに粉素材を混ぜてザラザラ感を出したり、木や布など素材を並べて表現したりと、さっそくいろんな工夫が。
部屋の形に組み立ててみると、すでにアトリエごとの雰囲気の違いが出てきました。作り込むほどリアルになっていくのがミニチュア制作の面白さ。みんなの制作に勢いがありました。
アトリエの中にありそうな、イーゼル、机や椅子などの什器も一から手作りしました。素材選びからカットの方法、接着する方法なども含めて、ある程度自分で選択・実践できるラボならではの制作です。作りたいものがいっぱいあるので、みんなとにかく手が早い!
雰囲気が高まってきて、もうすでに面白い作品に!でも、ここからがラボの真骨頂!? 記録や写真などには残っていないような作家性をイメージしてみよう。