下地になる色の絵の具を使って制作スタート。薄めの絵の具を使い、後々の制作で少しずつ色を重ねていきます。同じ植物を数多く描くと、だんだんコツがわかってきて、後半になるにつれスピードアップ。それでもなかなかの作業量でした。
一周の下地を頑張ると、リース全体のボリューム感が確認できます。ここからリースのデザインをがらりとアレンジしたり、時間がないからどう描くと完成するかな?と進め方を考えたり、自分のペースを想像した上で、具体的な検討がありました。いい感じ!
自分がどれだけ手数を重ねられるか、時間と集中力の勝負!? 計画した制作を淡々と進められる子、モチーフの並べ方や組み合わせで印象が変わる面白さにハマって夢中で描く子、あえて違うモチーフを度々描いて自分を飽きさせない工夫をする子…制作の幅がじわじわ広がります。
絵の具を重ねて色を強めていきました。植物が重なるところは色の工夫で前後感を出し、植物らしい自然な印象でリースの形を立体的に見せていきます。この面白さ、コツをつかんだこどもたちの手はとまらない!
仕上げにはハイライトやエッジの処理を施しました。丸い形か、平べったい形か、ふわふわしてるのか、ツヤツヤしてるのか…量感と質感を表現するため、細部に絵の具やダーマとグラフを載せて。時間いっぱいの工夫がありました。素敵な作品ばかりでうっとり!