2021.9 チアーズ③

チアーズ③

凸凹したり、裏と表が入り組んでいたり…
立体に描き込みする仕上げの制作。

描き込みする大事なポイントも押さえながら
全体のバランス感覚と、細部の観察を
行ったり来たりできる
ラボの子たちの制作ならでは!
描写をリアルに近づけるほど面白い。
仕上げの描写には熱が入っていました。

プロセス

  • やすりで形を仕上げる

    乾燥した粘土の形をいろんなタイプのやすりで削り、理想とする形に仕上げました。

  • 少しの凸凹もなくす

    形の凸凹に合わせたやすりを使わないと、新たな凸凹を生む…。次の制作のラベル部分の描きやすさをイメージしながら進めました。

  • 白く下塗りをする

    形全体をジェッソで下塗りしておき、鉛筆や絵の具の描写をしやすくしておきます。やすって出た粘土の粉を取り去り、作品自体を強くする効果も。ベースをしっかり整えました。

  • ラベルのあたりをつける

    一番目立つ要素の「ラベル」を描くために下絵を入れていきました。実際に形に描いてみて、イメージと違うところはこの時点で調整します。仕上がりが見えてくるので、ここが一番面白くなるところ!?

  • ぐるりと絵の具やペンで描き混むげる

    下絵で完成がイメージできたら、仕上げの着彩へ。かなり細かな描き込み部分もあるため、今回はアクリル絵の具と細めのペンを複合的に使用しました。さすがラボ!効率よく、画材のセレクトもそれぞれ着実に進めていました。

  • ぐるりと仕上げる

    最も目立つ星のマーク、ロゴなどはもちろんみんな一番最初に仕上げていましたが、意外だったのは成分表などのちいさな文字をカリコリカリコリ…地道に丹念に描く子もけっこういたこと。描き込みを進めるほど、リアルさと形のおかしさが引き立つ面白い作品になりました。