乾燥した粘土の形をいろんなタイプのやすりで削り、理想とする形に仕上げました。
形の凸凹に合わせたやすりを使わないと、新たな凸凹を生む…。次の制作のラベル部分の描きやすさをイメージしながら進めました。
形全体をジェッソで下塗りしておき、鉛筆や絵の具の描写をしやすくしておきます。やすって出た粘土の粉を取り去り、作品自体を強くする効果も。ベースをしっかり整えました。
一番目立つ要素の「ラベル」を描くために下絵を入れていきました。実際に形に描いてみて、イメージと違うところはこの時点で調整します。仕上がりが見えてくるので、ここが一番面白くなるところ!?
下絵で完成がイメージできたら、仕上げの着彩へ。かなり細かな描き込み部分もあるため、今回はアクリル絵の具と細めのペンを複合的に使用しました。さすがラボ!効率よく、画材のセレクトもそれぞれ着実に進めていました。
最も目立つ星のマーク、ロゴなどはもちろんみんな一番最初に仕上げていましたが、意外だったのは成分表などのちいさな文字をカリコリカリコリ…地道に丹念に描く子もけっこういたこと。描き込みを進めるほど、リアルさと形のおかしさが引き立つ面白い作品になりました。